アンティーク豆知識

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銀(シルバー) ★銀は純銀のままでは柔らかすぎるので銅、亜鉛、ニッケルなどを混ぜて合金として使われます。SILVER925と表示されるものは92.5%が銀、7.5%が銅などでスターリングシルバーといいます。SILVER950は95%が銀でブリタリアシルバーと呼ばれます。
★お手入れー使ってるうちに酸化して黒ずんでくる銀製品は手入れが面倒と敬遠されがちですが、シルバークロスで磨けば簡単にきれいになります。デパートなどで500円程で売っています。あなただけのシルバースプーンで食卓を楽しくしてください。
ウランガラス ブラックライトをあてると神秘的な美しくも妖しい緑の輝きを見せるウランガラス。バセリンガラスとも言いますがアンティーク店などでご覧になられたことがおありでしょうか。発見されているもので最も古い物は約2000年前のイタリアのもので偶然できたものとか。ウランガラスとして製造されたのは1830年頃のボヘミア。ただ記録としてはウラン元素の発見者のレシピーがそれより少し前にあるそうです。まだご覧になられていない方は、光る熱帯魚を想像してください。一見の価値ありです。はまらないようにしてくださいね。
ベークライト ベークライトはプラスチックの仲間ですが、もともとプラスチックという言葉は粘土や蝋などの柔らかい物質を型に入れて造ることを意味したのが、1900年代に入ってから物質そのものを指すようになったそうです。1868年にセルロイドが出来、さらに丈夫さを求めて1907年にはベークライトが発明されました。独特の色合いと質感で装身具から電化製品まで実に様々なものが造られてきました。1985年に出版された雑誌の記事がきっかけでベークライト狂といわれるコレクターが出現し、1988年にはアンディウォーホールの収集品がオークションにかけられたのをきっかけに一気にコレクターが急増したのです。バーバラストライサンド、マドンナ、ウーピーゴールドバーグなどもコレクターとして有名です。
エフェメラ エフェメラとは『かげろう』のこと。はかなく消えてしまう運命にあるポストカードなどの紙類のことをいいます。未使用のものもあれば、実際に切手を貼って出されたものもあり、あまりに見事な筆跡や装飾に感心させられるものもあります。凝ったスカシや金の入ったドイツのカード、軽快なイラストや布、リボンなどを使ったフランスのものマンガチックなアメリカのカードなどまだまだ手ごろな値段で手に入る身近なアンティークと言えるでしょう。1920〜30年頃のクリスマスカードの販促用見本帳を持っていますが、花あり動物あり風景画、女性像などエンボスや金彩が施されておりその時代ならではの雰囲気が伝わってきます。セピア色と不思議なカラーのハーモニーが100年近く前の人々の心のこもったカードのやり取りが目に浮かぶようです。

これから色々なテーマを取り上げてメモってゆきますので読んでくださいね。
当面アンティーク屋川柳のバックナンバーもこのページにおいてゆきます。

嵯峨野パーシモンの雑記帳

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