GZ087
イリデッセント・ベース(Loetz)
SOLD
大幅値下げ
超お買い得!
その他ガラスのページへ
HOMEページへ
ボヘミアン・アールヌーボー・ガラスを代表するチェコの
レッツ・ヴィトヴェ工房(Loetz Witwe Studio)により1900年前後に作られた
虹彩(イリデッセント)ガラスと呼ばれるものです。
ガレ、ドームとともにアールヌーボーガラスで一世を風靡したレッツ(ロエッツとも)工房は
虹彩ガラスを1900年のパリ万博で発表しグランプリに輝いています。
表面を金属酸化させて製造する手法は色調やトーンの均一性をだすのに
高度な技術が要求され、まねの出来ないものでした。
当時、ティファニーのファブリル・ガラスと肩を並べる高級品として扱われましたが、
1947年で閉鎖されています。
このベース(花瓶)は玉虫色のゴールドトーンで、華やかで奥行きの深い味わいに
仕上がっている希少品といえます。
拡大してみると所々ガラスに微小な泡、シワ、不純物など見られ、
今にない手吹きの初期のアートガラス的雰囲気をもっています。
レッツ工房はたくさんのデザイナーを抱えていましたが、
殆どのものにサインがないのが特徴です。
このベースにもありません。
カケ、キズ、ヨゴレなどなくとても良い状態です。
直径65mm×高さ125mm。
状態(★★★★)